松山谷大滝(滋賀県甲賀市土山町大河原/野洲川支流松山谷)・・・2010/10

  松山谷は沢登りや鎌ヶ岳への道として利用されているが、私が目指したのは大滝である。雨乞岳へのルート
として使われる稲ヶ谷の入口に車を置き、少し下ると道脇に少しスペースがあり、その先に東芝山岳会の道しるべ
がある。そこを降りたところが稲ヶ谷と松尾川の分岐で、しばらく松尾川の右岸の巻き道を行くと、一つ目の堰堤が
現れる。そこから河原に降り、遡上するとニゴリ谷との分岐になる。そして、その中央を歩くと、今度は二つ目の
堰堤が右に見える。そして、河原を遡上すると、左に松山谷が合流している場所に着く。松山谷は水がなく、流木
倒木も多いので、この先にほんとうに滝があるのか心配になる。ここを登ると、川に水が現れ、左方に高い岸壁
が見えた。そして、そこを左折すると、かなり高度があるこの滝が迎えてくれた。3段25mという情報がある。
 大滝までは25分くらいと思うが、道は不明瞭でかなりわかりにくい。ところどころに赤テープはあるが、川の分岐、
堰堤などのポイントをここの遡行図でしっかり頭に入れないと到達は難しいだろう。筆者は帰りに赤テープを信じて
松尾川左岸の高所を彷徨ってしまった。(半分遭難状態)


*地理院地図を引用

降り口 右が松尾川(野洲川本流)、左は稲ヶ谷。
一つ目の堰堤 松尾川とニゴリ谷の分岐
二つ目の堰堤 松山谷
松山谷大滝
inserted by FC2 system