布引の滝(滋賀県大津市坂本本町/四ツ谷川)・・・2011/08、2018/02

■2018.02
  「布引の滝」は滋賀県大津市の四ツ谷支流の弁天谷にあり、2011/08に記事にし、
2016/03に動画もアップしているが、私に続く方がなく、残念に思う。ということで、6年半
ぶりに再訪してみた。

 京阪電鉄の穴太(あのう)駅の北のここを曲がり、墓地の奥の駐車場に車を置く。そこから
平子谷林道を20分程度歩くと、第二号橋があり、その先に「コグリの滝」が右下に見える。
以前はザイルで下降したが、少し下流に谷への踏み跡がある。布引の滝はコグリの滝の先
の弁天谷にある。対岸を進むと、すぐに堰堤があり、川は左に曲がっている。川沿いを進むと
倒木の奥に布引下流滝が見えるが、正面の斜面上方にしっかりとした道がある。手前から
登ると、傾斜も緩く、安全である。そして、この道を進むと正面に見える。雨はしばらく降って
いないが、それなりの水量があった。なかなか雰囲気の良い所である。もちろん、お勧めだ。

■2011.08
  布引の滝は四ツ谷川支流の弁天谷にあるが、その情報(写真)は「比叡山1000年の
道を歩く」という本とその著者のHPにある程度である。今年の2月にこの滝に目指して弁天谷
を遡上したが、布引の滝の下流部までしか進めず、この下流部の滝を「布引の滝?」と紹介
した。
  今回はリベンジである。京阪穴太(あのう)駅から少し北に行くと、墓地があり、そこを左折
して最上部の駐車場に車を置く。ここからは林道歩きになる。20分くらい歩くと、第2号橋が
あり、コグリの滝はその少し先に落ちる。弁天谷はこの付近から対岸に伸びている。そして、
弁天谷の右岸(左)を行くと堰堤があり、そこを越すと河原になる。そこからはわずかで布引
の滝下流の滝に到達する。
  問題はこの滝の上部にいかに行くかである。傾斜も緩く、ホールドもあるので直登は容易と
考え、今回は沢靴も用意した。しかし、今日は水量が多く、リュックが濡れる可能性がある。
リュック内の防水などの準備まではしてないので、高巻くことにした。この下流の滝付近から
右上方(左岸)を見上げると、上部に登山道らしきもあるような雰囲気。しかし、その道は
堰堤付近まではないようである。仕方なく、10m程度の急斜面を立ち木につかまりながら
登った。すると、やはり登山道があった。そこを通ると、容易に布引の滝まで行くことができた。
さすがに名前がある滝は美しい。しかし、私の15mmレンズ(24mm相当)で正面からの
全貌は撮影できず、右下方からの撮ることになった。帰りは荷物を谷までロープで降ろし、
空荷で斜面を下った。
■標準的な所要時間
 墓地駐車場--(20分)--コグリの滝--(15分)--布引の滝


*地理院地図に情報追加

■2018.02の写真
弁天谷分岐  堰堤(左から越える) 
左岸の道 上部にある岩
布引下流滝 布引の滝
■2011.08の写真
墓地駐車場から平子谷林道 四ツ谷川の堰堤
第2号橋 弁天谷の堰堤
布引の滝の下流滝 布引の滝の下流滝の手前
布引の滝
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