八番川の滝(京都府南山城村童仙房/八番川→和束川→木津川→宇治川)・・・2011/12

  童仙房付近の地形図を調べているときにこの八番川に滝マークがあるのを発見した。地形図には堰堤のマークは
数多いが、滝マークはかなり珍しい。なお、不動の滝がある川は九番付近の小字名から牛場川と呼ぶらしい。
  駐車ポイントから林道を歩くが、電信柱付近から林道は右方向に向くのでここから斜面を降りる。下降地点付近は
滝場であるが、地形図に載るほどの高さがない。しばらく平流が続くので、川筋の踏み跡を歩く。そして、八番川の滝
の落ち口に着く。写真ではわかりにくいが、かなりの落ち込みである。30m級であろうか。さて、どうしてここを降りる
のだろうかと付近を見渡すと、左岸に細い踏み跡があった。急斜面の高巻きで、道幅も狭く、さらには落ち葉がかなり
積もっている。滑落したら怪我だけではすまないなと思いながら、慎重に進む。ただ、下部は苔むした巨岩が重なる
ように谷を覆っており、川はその下に流れている。そこで、引き返して滝が見える付近で、ザイルを出して沢に下りた。
写真は2つのポイントで撮ったが、この滝の全貌はよくわからなかった。



*地理院地図を引用

三叉路の膨らみに駐車(左折方向が八番川。直進は不動の滝へ。) この付近から川に降りる。
川から離れる林道 小滝1
八番川の滝の落ち口
小滝2
八番川の滝(上) 八番川の滝(下)
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