百丈岩の滝(京都府和束町湯船/鎌倉谷支谷→和束川→木津川→宇治川)・・・2012/03、2012/04

■2012/03
  本日の訪問予定の滝は湯船森林公園の中にある「十二の滝」であったが、何と入口には3月14日まで
休園と書いてある。しかたなく、百丈岩に行き先を変更した。なお、百丈岩をネットで検索すると、神戸市の
鎌倉峡百丈岩が上位に出てくる。和束のものは「京都の自然二百選」ではあるが、あまり知られていない
感じである。谷の名前が鎌倉谷というのも偶然とは思われるがおもしろい。
  アプローチについては和束方面から「百丈岩→」の看板があってわかりやすいが、信楽方面からは赤文字
の「路肩注意」の看板と左折する橋が目印なので見落としやすそうだ。橋を渡ると、左方に和束中央浄水場が
ある。手前に車を置き、川の手前を右折する。あとは所々に「百丈岩→」の看板があるので道なりに進む。道は
よく整備されていて迷うことはないが、やや高度のある高巻きもあるので慣れない方は怖いかもしれない。
登山道から百丈岩が見えるが、滝はこの岩を時計方向に回り込んだ支谷ある。所要時間は約30分。
 百丈岩の上部へは滝から尾根に登り、そこから少し降りる。滝から約5分。 
■2012/04
 前回、時間の都合で十分調査できなかった鎌倉谷の滝と見忘れた文殊岩を確認するために再度百丈岩に
向かう。文殊岩は左下方へ続く踏み後を降りたところの巨岩であり、円形に文殊菩薩が彫られていた。
 滝の調査は帰りに上部から行ったが、写真は下の滝から順に示す。鎌倉谷支流の滝(二の滝)のみ、ザイル
を使って降りたが、他は容易に滝前へ行けた。全般に小振りな滝が多いが、それなりに個性があり、美しい。


*地理院地図を引用(百丈岩の滝)

百丈岩の道しるべ(和束方面からはわかる) 和束中央浄水場
滝前の不動明王 登山道から見える百丈岩(これの周囲を巻くように進む)
百丈岩(尾根から少し降りたところ) 文殊岩(百丈岩手前を左に降りる)
百丈岩の説明板
鎌倉谷の滝(一の滝) 鎌倉谷の滝(二の滝)
鎌倉谷の滝(三の滝) 鎌倉谷の滝(四の滝)・・・ひょんぐり
鎌倉谷の滝(五の滝) 鎌倉谷支流の滝(一の滝)
鎌倉谷支流の滝(二の滝) 百丈岩の滝
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