駐車場所は稲ヶ谷大滝と同じだが、対岸の支流を進む。駐車場所には「水木谷の滝5分」があるが、
下調べがないと支流は見落とすだろう。倒木や大きな岩でかなり荒れており、微妙な巻きもあるので慎重
に進んでいきたい。5分と書いてあるが、10分くらいは見ておくとよいだろう。なお、この滝の上流にも10m
の滝があるが、左の尾根を登る必要があり、まだ見ていない。
■2012.11
水木谷の滝は雨乞岳の登山道を行くのではなく、正面の谷を遡上する。5分と書いてある看板に
誰かが1を加えたようであるが、谷はゴルジュで険しいのでこの15分が適当である。ただ、安易な装備
では入らないほうがよい。
この谷は「鈴鹿の山と谷5」では東稲ヶ谷と記され、「核心部は下流で10m直瀑、2m滝。さらに10m、
4mと連続する」と解説されている。今回の狙いは上流の10mであったが、切り立った崖で簡単に巻ける
ような状態ではない。あっさりと諦め、稲ヶ谷大滝を見に行くことにした。
■2010.08
雨乞岳登山口の道しるべの横には矢印があるが、水木谷の滝のものにはその矢印がない。すなわち、
雨乞岳へは稲ヶ谷に沿って左方に行くのだが、水木谷（東稲ヶ谷）は川を渡った正面の谷になるので
ある。この谷を行く人はほとんどいないようで、水木谷の滝の画像はネットでは見つからなかった。それに
しても流木の多い荒れた谷で、途中から沢登りになる。滝の形状は素直で、稲ヶ滝を見た後では迫力に
欠けるが女性的な美しさがある。
*地理院地図を利用
