ただ、流域が狭いために水量は期待できないが、とりあえず様子を見に行くことにした。
信楽方面から行くとトンネルの手前に左折する道があり、車はその付近に駐車可能である。右方に進み、斜面
から和束川に降りて渡渉する。あとはヤブコギで川の出合まで進む。まず、しっかりと積まれた石垣に驚いた。水量に
ついては少なめだが、流れていたのでほっとした。しばらく、遡上するとゴルジュになり、滝がありそうな雰囲気になる。
そして、1の滝が見えた。三段の滝でこぶりだが、それなりの形をしている。2の滝付近は不思議な地形で、この滝は
右から直角に流れている。また、狭い場所なので、横からしか撮影できない。3の滝は糸を引くような滝である。なお、
右斜面は傾いた巨大岩盤で、高巻きもこの滝が限界であった。
*地理院地図を引用（一の滝）
