ネット検索しても情報は全くない。まずはその場所を地形図にプロットして特定することから、私の滝行きが
始まる。地形図を見て驚いた。対岸に「滝マーク」がある川があるではないか。しかし、対岸は関西本線は
走っているが、道がないように見える。やはり、上流からアタックするしかないのか。今度はMapionの地図を
見て、もうひとつ面白いことに気づいた。この滝の西に「熊滝」という地名がある。「滝マーク」、「熊滝」、この
2つのキーワードが今回のテーマである。
R163を走り、府道44号を加茂駅方面に南下する。恭仁大橋を渡り、最初の信号を左折する。途中、かなり
急な坂があるが、道なりに走る。駐車場所はこのあたりがよい。あとは分岐を左に曲がり、道なりで進む。
川への降下は農道終点手前の写真の付近が無難である。左岸、右岸とも傾斜はあまりなく、あまり危険な
感じはしない。ただ、竹が伐採された場所は川を歩く必要があり、また滝前へはザイルが必要なので、それ
なりに準備は必要である。駐車場所から20分程度であろう。
鳴滝は高さはそれほどないが、滝マークがある滝だけに美しく、周辺の雰囲気もよかった。この付近から
関西本線がすぐ近くに見えた。ただ、時間が17時近くとなり、「熊滝」を調査する余裕はなかった。
*地理院地図を引用
