小屋谷の滝(滋賀県栗東市荒張/安間川→水越川→大戸川→瀬田川)・・・2013/03

■3月23日
  小屋谷観音を見るために山に入る。分岐からは5分程度で、登山道入口からでも10分
程度の距離である。横たわっているのが、何ともとぼけた感じで良い。あまりに容易に行けた
ので、分岐まで戻り、寺方面に進む。もう一度、小屋谷右俣の滝は見るためである。この滝
からの帰りに川が分岐しているのに気づく。左にあるのが本流であるが、登山道からは見えな
い。そして、川を少し遡ると正面にかなり規模が大きい花崗岩質の滝が姿を現した。とりあえ
ず、「小屋谷左俣大滝」と名を付けておく。

■3月3日
  栗東信楽線の大鳥居から栗東方面に進むと、新名神の高架がある。この少し先に左から
小川が流れている。地形図を見ると、かなり等高線が混んでおり、いかにも滝がありそうな雰囲
気である。以前から横をよく通るので、左岸には道があるのは知っていた。なお、200mほど栗
東方面に進んだところに駐車スペースがある。この日は天気が良かったので16時頃ではあった
が、探索することにした。入口から少し進むと堰堤があって左から巻くが、赤テープやペンキでの
マークがいたる所にある整備された登山道である。何の目的でこの道を人が入るのかその時は
全くわからなかった。分岐の意味も帰宅後に調べてわかった。「小ヤ谷」は小屋谷観音を意味
し、「寺」は金勝寺のことである。また、この道が金勝寺の南参道で、川は安間川、谷は小屋
谷であることもわかった。小滝や巨岩は多い比較的水量のある谷だが、感動する滝はなかなか
現われない。15分くらい歩いたところだろうか。正面にかなり高さがある滝が出現した。8mくらい
だろうか。美しい。達成感に浸りながら、写真を撮り、気持ちよく、山を下った。なお、この滝に
関するネット情報はなく、小屋谷観音については写真情報があった。


*地理院地図を引用(左俣大滝)

登山道入口(橋名は無名4号橋) 堰堤
分岐(小ヤ谷:小屋谷観音、寺:金勝寺) 小屋谷方面に行く。この岩が向こうが小屋谷観音。
小屋谷観音 分岐を寺方面に行くと大岩がある。
小屋谷右俣の滝 小屋谷右俣の滝の下流小滝
小屋谷右俣出合の小滝 小屋谷左俣大滝
中流の小滝1 中流の小滝2
下流の小滝
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