赤滝(滋賀県大津市上田上桐生町/大戸川支流赤滝ヶ谷)・・・2013/08

  帝産バスの発電所前バス停から300mくらい西に、赤滝ヶ谷がある。この谷の名前は「赤滝」という滝がその
由来であることが推察される。「赤滝ヶ谷」で検索すると、「瀑悠紀行」さんの滋賀県の滝のリストとたんくらさんの
鉱物情報がヒットする。前者によると、この谷の滝は「メクサの滝」と呼ぶらしい。
 斧研の滝に久しぶりに行った後に、発電所付近から信楽方面に歩く。すると、橋の手前に踏み跡があったので
そこから山に入った。支流だけに水量が気になったが、それなりに水はあって谷が形成されている。2箇所ほど
手積みの堰堤があったが、しだいに川沿いの斜面の傾斜はきつくなってくる。小滝や石が積み重なった滝もどき
は現れるが、特筆するレベルでない。そして、15分くらい登ったときに、かなりの高度がある美しい滝が目の前に
現れた。目測で10mはある。花崗岩質で、表面が酸化鉄に汚染されて赤茶けている。なるほど、赤滝の赤はこの
色から来ているのか。安全のため、ザイルを出して滝前に降りた。なお、ヤマビルは見なかったが、小さい虫が
寄ってくるので、途中から虫除けネットをかぶった。


*地理院地図を引用

田上山案内図(琵琶湖河川事務所)より引用 赤滝ヶ谷への入口
堰堤1 堰堤2
赤滝(左方から) 赤滝(正面から)
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