斧研の滝は大滝（八淵の滝）、不動滝（大戸の滝）と並んで、田上山三瀑となっている。地形図を見ると、
斧研谷の登山道は川の右岸を大きく高巻いているようなので、斧研の滝へは川を遡上する感じで行く。
時間的には発電所付近に車を置くと、10分余りで着く。水量は意外に豊富であり、下の滝の左の流れは
かなりの勢いがある。
■2008.04
県道大津信楽線はよく通るのだが、長い間この滝の存在は知らなかった。道路沿いに標識があるわけでもなく、
また普通の地図には載っていない。ただ、琵琶湖河川事務所のHPの地図では確認できる。
行き方は大戸川発電所の右の谷を川沿いに進むわけだが、はっきりした道はなく、川の左岸、右岸をうまく選択
する必要がある。その際には川に入ることもあるので、長靴が適当。滝へは、15-20分程度で到着すると思う。ただ、
ひとりで入るのは、やはり気味が悪い。また、滝周辺は落ち葉が堆積して滑りやすく、転落の危険もある。
*地理院地図を引用（下の滝）
