筱見四十八滝(兵庫県篠山市上筱見/篠見川→篠山川→加古川)・・・2017/08
「兵庫」「48滝」で検索すると、この「筱見四十八滝」が最初に表示される。「筱」は「篠」の本字であり、読みは「ショウ、しの」だが、地理院地図の地区名や現地の看板では「ささ」と書かれており、「ささみ」と読むほうが主流のようだ。四十八滝とは「始終八滝」とのことらしいが、上段、下段に名の付いた段瀑が2つあり、実質は六滝である。なお、ヤマビルはいないそうだ。
「手洗い滝」から少し進むと、弁天様が祀られた祠があり、「弁天滝」「肩ヶ滝」の看板があった。どうも段瀑の上部、下部の名前のようだ。長滝は30m級とのことで、筱見四十八滝の主瀑と考えられる。 「長滝」から「シャレ滝」に向かうと、鎖場が出現する。シャレ滝は細長い滝で、滝のみを撮影するとモノトーンな雰囲気となる。 「シャレ滝」から「大滝」に向かう途中にも鎖場が出現する。大滝は末広がりで均整が取れている。滝前からはよく見えないがあるが、上部にもう少し流れが続いているようだ。 「大滝」からさらに進むと、「筱見四十八滝終点」の道標が見えた。「1の滝・2の滝」は右に鎖場が進む。「1の滝・2の滝」も段瀑の上下に名前のようだ。小ぶりだが、味のある形状だ。 さて、ここからは帰路をどうするか。引き返すか、周回コースを行くか。後者を選んだが、すぐに高度のある岩登りになる。登り切ると眺望が開け、その後はやや不明瞭な道だ。林を抜け、下山コースになると安定した道になった。全般的にハードなコースであり、道迷いの可能性もあるので、時間に余裕を持って暗くなる前に下山したい。 |
手洗い滝 | 弁天滝・肩ヶ滝 |
長滝 | シャレ滝 |
大滝 | 一の滝・二の滝 |