川合百間滝(愛知県新城市川合/亀淵川支流→宇連川→豊川)・・・2018/04

   川合百間滝は愛知県新城(しんしろ)市にある滝だが、七郷一色(ななさといっしき)にある百間滝ほど知られていない。 駐車はR151から少し入ったこの付近とし、小屋のあるガードレールの切れ目に行く。ここから、少し下流(右)に行くと、川幅が狭くて浅い。そこを渡渉すると、赤テープのある踏み跡がある。そして、JR飯田線を横切る、道は奥に続いている。すぐに中電の鉄塔No.黄色の道しるべがあり、No.58方向(左)を行く。金網の横を通り、左下方にF3と称する小滝を見て、石垣のある山道を進む。そして、谷方向に下りていくわけだが、そのポイントにはまた中電の黄色の道しるべと「川合百間滝入口下る↓」の札がある。ザイルは不要で、要所に赤テープもある。金網の橋に出会うと、そこからはすぐである。所要時間としては駐車場所から25分程度である。一週間以上雨が降っていないので水量は期待していなかったが、満足できるレベルでほっとした。滝の外観は兵庫県姫路市の「僧屋敷の滝」に似ている。川合百間滝の水量がそれなりにあったので、上流滝へ向かってみた。下降点まで戻り、仕事道を奥へと進む。道が崩れた場所に木の橋があり、すぐに左のかなり下方に滝(F5)が見える。これは違うだろうとさらに進む。すると、木の橋があり、奥に斜瀑(F7)が見えた。「冴えんなあ」と思ったが、もう奥には滝の気配がなかった。諦めて山道を下っていくと、右奥に高度のある滝(F6)が見えた。行きでは気が付かなかった。上部の直瀑部分を見て、これが目的の滝であることを確信した。滝壺は動きがなくて不気味だが、滝の形はまずまずである。なお、この滝は「奥三河の滝 10万年の旅」では「川合無名の滝」として紹介されている。F3,F5,F6については、こだるさんのブログを参照。 

*地理院地図を引用
ここが入口 線路を横切って鉄塔巡視路を進む。
山道から川方向に下る。 滝近くの不動明王
川合百間滝 百間上流滝
inserted by FC2 system