百間滝、大ババ谷の滝、布滝(京都市右京区京北上弓削町/大ババ谷→八丁川→佐々里川→由良川)・・・2018/05

  北山一の美滝(1985年発行の京都北山ワンデルングガイドⅢ)と言われる「百間滝」を目指して、南丹市美山町佐々里から八丁川の道を進む。意外と走りやすい道で、途中、「八頭の大鹿退治」伝説の地の看板が多くある。道なりに奥に車を走らすと、左から一文字の滝が見えた。「布滝」である。そして、すぐに道はT字路になる。左が百間滝のある大ババ谷への道だ。ここに立派な「馬場滝」の道しるべがあった。しかし、この道は大崩落で、人が通るのがやっとだ。滝への入口は近いというイメージがあったので歩くと、5分程度で馬場滝橋に着いた。手前の馬場滝を右から巻いて、先に百間滝に行くことにした。小滝を左に見て奥に進むと「滝」と書いた看板があった。ここを下りて滝前に着いた。橋からは10分程度だ。上部が直瀑で、分岐瀑となり、さらに溝を流れる。形の変化がおもしろい美しい滝である。帰りに小滝と馬場滝に寄る。さすがに百間滝と比べると、かなり貧相だ。
  帰宅後、ネット情報を調べる。日本の滝名鑑4000を始め、多くのサイトで下流が「馬場滝」、上流が「百間滝」となっているが、百間滝=馬場滝というサイトもある。前者が圧倒的に優勢なので、昔は後者で今は前者ということにしようと思った。しかし、MOMOTAさんの記事、立派な看板や橋を見て、当サイトでは後者を支持することにした。

*地理院地図に情報を追加
T字路 崩落地点(車通行不能)
馬場滝橋 この付近から川に下りる。
布滝 大ババ谷の滝(下部)
大ババ谷の滝(上部) 百間滝(全体)
百間滝(上部)
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