「大谷滝」は奈良県五條市大塔町の舟ノ川左岸の大谷にある50m級の滝である。「大谷滝」で検索するとデジマンさんやパンダさんの詳しい報告があるくらいで、最近の報告はほとんどない。毎年のように豪雨災害があり、この滝へ行く道の状態も気になるところである。
県道235号(篠原宇井線)から橋を渡って、十津川村沼田原(ぬたのはら)地区を目指す。コンクリート舗装はされているが、車幅いっぱいの狭い道だ。集会所はここだが、駐禁なので少し手前に置かせていただいた。この裏に階段があり、そこを下りていく。横切る谷には赤い橋が架かっている。道は平坦で歩きやすい。そして、構造物のある谷に着いたので、ここが大谷かをタブレットのGPSで確認。しかし、フリーズ。まあいいかと、この谷(弥市谷)を登った。しかし、大きい滝がないので変だなあと再度GPS。今度は動作し、誤りに気付く。30分のロスだ。少しやる気をなくしたが、諦めずに大谷に目指す。一部崩落箇所がある。大谷へはロス時間を除くと、50分程度だった。滝前へは沢登りだ。さらに少し暗くなりかけてきた。秋の日は釣瓶落とし。熊の心配もある。さて、どうするか。そして、勇気ある撤退を選択した。大谷滝は遠景の写真を撮り、行ったことする。