四滝川大滝(和歌山県新宮市熊野川町四瀧/四滝川→北山川)・・・2019/01、03

■2019.03
 今年1月に訪問し、先日動画をアップした四滝川大滝に再度行きました。安全なルートの確認と水量豊富な姿を見るためです。大滝下流の滝についても道から確認できる範囲で写真を撮りました。識別するために、T1からT5としておきます。
  前回は比較的滝に近い地点の浮き石が多い斜面を降下しましたが、今回は道と川が接近した場所からのアプローチです。ここからなら、川に容易に下りられます。左岸を少し歩いた所で巨大堰堤の出現しました。これには正直驚きました。そのまま、右に行くのは困難であることがわかり、左から巻きました。こちらは慣れた方なら問題ありません。堰堤上部は伏流で水がなく、心配になりますが、すぐに水が出てきます。河原からゴーロという雰囲気になってくると、前回の下降した斜面も見えます。よく下りたものです。そして、大滝がバックに見える前衛滝に出会い、右から巻いて進むと小石の山が前にある大滝です。前回とは比較にないくらいの水量で、「おお~」と感激。左の壁にも水が流れています。めめめめさんによると、大滝が26mに対し、こちらは2段42mとのことです。
■2019.01
  
四滝川に滝があることは以前、takiya_ymさんに教えていただいた。位置についてGoogleMapの航空写真で確認していたので、探索することにした。紀伊続風土記には小滝が4つとのみ書かれているので、「紀州の滝340」の著者も無視されたのかもしれない。
  四滝川沿いの道の入口には通行止と書かれていたが、道が開いていたので、とりあえず進んだ。途中にはおもしろい形の小滝がある。大滝付近は道がかなり高い所にあるので、川までかなり遠い。ザイル2本をリュックに入れ、浮石だらけの急斜面を50m程度下る。ザイルは不要だった。そして、川を遡上すると前衛滝が見えた。何とその奥に大滝(20m級)が見えるではないか。情報がほとんどない滝との出会いは、格別の感動がある。
*地理院地図を引用
■2019.03の写真
T1は滝前の太い棒状の岩に隠れます。
T2は独特の形状を持つ斜瀑です。

T3は橋の下の見える美しい淵を持つ滝です。

T4は流れがクロスしているように見えます。
T5は階段を滑るように落ちています。
降下ポイント 堰堤
滝前の小石 上部に見える林道
前衛滝 大滝
大滝と左の流れ
左の流れ
■2019.01の写真
四滝川沿いの道 降下した急斜面
前衛滝 四滝川大滝
小滝1
小滝2
滝手前
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