| 「蛇渕の滝」は岡山県奈義町高円(こうえん)にあり、「屋敷の滝」と同様、「奈義八景」として知られている。R53からはここを北に進む。蛇渕の滝の道しるべはここにあり、ほっとする。そして、すぐに第一駐車場だ。いつものことだが、あまり下調べをしていないので、どこに車を置くのがよいかわからない。さらに進むと、第三駐車場があり、奥の鳥居が蛇渕の滝の入口であることがわかった。それにしても車が多い。不思議だ。近くを通られた婦人に「こんにちは～」と声をかける。「これから登られるんですか？」と驚きの様子。「滝を見に来ました。」と言うと、「滝ですか。写真ですね。」とトーンダウン。その時、ここの車のほとんどが那岐山の登山客であることがわかった。そして、川の方に下りていくと、展望台があった。ただ、そこからは核心部が見えないので、少し遡上して滝前に立った。帰り際に展望台付近にいた若い兄ちゃんがこちらを向く。立派な三脚とカメラを持ち、私のスパ長を見て登山靴でも大丈夫かが心配なようだ。「その靴でも大丈夫。この滝は滝前まで行かないと値打ちがないよ。」とアドバイス。雨の少ない季節だが、本流だけに豊富な水量でまずまずの迫力だった。 |
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