古語録滝(滋賀県東近江市政所町/古語録谷→茶屋川→愛知川)・・・2010/10、2020/05、
■2020.05
滝の形状や周辺の状態は変化するので、最新の情報を入手することが大事である。時間の経過により、
見栄えが悪くなったり、到達は困難になったりすることが多いが、今日は美しく変貌した滝を取り上げる。
滋賀県東近江市にある「古語録の滝」で、前回から10年近くの時が流れた。
R421から茨川林道に入ると約2.0km先に古語録橋があり、その奥に駐車する。3つ目の堰堤の先を
降りて遡上という記憶があるが、地図に示すように4番目のようだ。以前に私が書いたレポも誤りである。なお、
古語録の滝の位置は地理院地図にはなく、山と高原地図には第2堰堤の下流に書かれている。ネット情報
だけでなく、印刷物にも誤りがあるので注意したい。前回は長靴で行ったと書いたが、今は土砂が洗い流されて
淵が深くなっているので、フェルトソールの沢靴で股下まで浸かるか、うまくへつらないと到達は困難である。
私はウェストウェーダーが使用したが、岩がよく滑って危ないので撤退した。最後の手段は、滝の近くからの斜面
降下だ。これは滝めぐりに慣れた方なら問題ないレベルでザイルも不要だった。滝前に立ち、エメラルドグリーンの
深い滝壺を見て驚いた。完全復活である。距離、所要時間については、第4堰堤までは0.8km、11分、そこ
から滝降下点まで0.3km、4分くらいだ。
■2010.10
未舗装の林道茨川線を2.0km走った古語録橋先に駐車スペースがある。ここから、大きな石がゴロゴロして歩きにくい
林道を行くが、谷からはかなりの高度感があり、はたして降りることができる斜面があるかは心配になる。15分程度歩くと、
3番目の堰堤に着く。滝名鑑4000にはここから降りると書いてあるので、素直に従う。ザイルが必要な斜面ではない。
あとは河原を遡上することになるので、やはり長靴のほうが都合がよい。谷が狭まってくると、滝はもうすぐである。
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*地理院地図を利用 |
■2020.05の写真 |
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茨川林道入口 |
古語録橋 |
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右岸の道(歩きが無難) |
第2堰堤 |
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第3堰堤 |
第4堰堤 |
■2010.10の写真 |
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林道茨川線の入口(御園交差点R307+R421から19.4km) |
古語録橋(左写真の入口から1.9km) |
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古語録橋から茶屋川を望む。 |
古語録谷右岸の林道 |
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もうすぐ古語録滝 |
奥に古語録滝 |
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古語録滝 |